30秒まとめ
- 避けたいのは「火事を連想させる物」「赤い物」「壁に穴を開ける物」「踏みつける物」
- 刃物(縁切り)・日本茶(弔事)など縁起をかつぐ品も定番のタブー
- 目上の人への現金・金券は失礼にあたるため、品物やカタログギフトが無難
- 近年は気にしない人も増えており、相手の世代や関係性で判断してよい
- 迷ったら、カタログギフトや消耗品など「相手が選べる・残らない品」が安心
新築祝いで「贈ってはいけない」とされる品の考え方
新築祝いには、昔から「避けたほうがよい」とされる品があります。
理由は大きく分けて3つで、①火事を連想させる、②縁起が悪い意味を持つ、③目上の人に失礼になるというものです。

ただし、これらはあくまで縁起をかつぐ昔ながらの慣習です。
近年は「気にしない」という人も増えており、特に若い世代同士では実用性を重視して喜ばれるケースも少なくありません。相手との関係性や世代を見て、柔軟に判断して問題ありません。
ここでは「知らずに贈って失礼になりやすい品」を整理したうえで、代わりに選びやすいギフトも紹介します。
火事を連想させるもの(火・赤い物)
新築の家にとって、火事はもっとも避けたい出来事です。
そのため、火を直接イメージさせる品は新築祝いには不向きとされています。
- ライター、灰皿
- キャンドル、アロマキャンドル
- ストーブ、コンロなどの火を使う調理家電
また、赤い色そのものが炎を連想させるため、赤を基調とした品物(赤い花や赤いインテリア小物など)も避けたほうが無難とされます。
同じ家電でも、火を使わないものや赤以外の色を選べば問題は避けられます。

壁や柱に穴を開ける必要があるもの
新築の家では、きれいな壁や柱に穴を開けたくないと考える人が多くいます。
そのため、設置に釘やネジが必要な品も配慮したい対象です。
- 壁掛け時計
- 絵画、額入りの写真やアート
- ウォールラックなどの壁付け収納
時計やアートを贈りたい場合は、壁に掛けず棚や床に置ける「置き型」を選ぶと、相手の負担になりません。

「踏みつける」意味になるもの(目上の人に特に注意)
足で踏んだり敷いたりして使う品は、「相手を踏みつける」という意味に取られることがあります。
目上の人へ贈ると特に失礼にあたるため注意します。
- 玄関マット、ラグなどの敷物
- スリッパ、靴下、靴などの履物
親しい友人同士であれば気にせず贈ることもありますが、上司や年長の親族にはこのジャンルは避けるのが無難です。
縁起の悪さ・弔事を連想させるもの
火や設置以外にも、昔からの言い伝えで縁起が悪いとされる品があります。
| 品物 | 避けられる理由 |
|---|---|
| 刃物(包丁・ハサミ) | 「縁を切る」を連想させる |
| 日本茶 | 香典返しなど弔事で使われることが多い |
| ハンカチ | 漢字で「手巾(てぎれ)」と書き、「手切れ=別れ」を連想させる |
| くし | 「苦」「死」の語呂を連想させる |
ただし刃物は「未来を切り開く」という前向きな意味で喜ばれることもあり、相手から「良い包丁が欲しい」とリクエストがある場合は例外です。
目上の人への現金・金券
現金や商品券は「生活の援助」という意味合いを含むため、上司など目上の人へ贈るのは失礼とされます。
目上の人へ贈る場合は、現金ではなく品物やカタログギフトを選ぶのが無難です。
金額の目安は「新築祝いの相場」で相手別に紹介しています。
カタログギフトは相手が好きな物を選べるうえ、現金ほど直接的な印象にならないため、目上の相手にも使いやすい選択肢です。
新築祝いに現金を包む場合のマナーは「新築祝いに現金はあり?」の記事で詳しく解説しています。
避けたい品と「代わりに選びやすい品」一覧
| 避けたい品 | 理由 | 代わりに選びやすい品 |
|---|---|---|
| ライター・灰皿・キャンドル | 火事を連想 | 間接照明、ディフューザー(火を使わない物) |
| 壁掛け時計・絵画 | 壁に穴を開ける | 置き時計、観葉植物 |
| マット・スリッパ・靴 | 踏みつけ・目上に失礼 | タオル、食器、キッチン用品 |
| 刃物・日本茶・ハンカチ | 縁起が悪い | カタログギフト、紅茶・コーヒー、お菓子 |
| 目上への現金・金券 | 失礼にあたる | カタログギフト、上質な消耗品 |
具体的な品選びは「新築祝いのおすすめギフト|相手別に喜ばれる品と避けたい品」の記事で、相手別にまとめています。
「気にしない」人も増えている
ここまでタブーを紹介してきましたが、これらは絶対的なルールではありません。縁起担ぎの由来を知らない人も多く、実用性を重視して喜んで受け取る人も増えています。
大切なのは、相手がどう感じるかです。
親しい間柄なら、欲しい物を直接聞いてしまうのが確実です。
相手がはっきり希望している品であれば、上記のタブーに当てはまっていても問題ありません。
判断に迷うときだけ、無難な選択肢に寄せれば十分です。

よくある質問(FAQ)
まとめ
新築祝いで避けたいとされるのは、「火事を連想させる物」「赤い物」「壁に穴を開ける物」「踏みつける物」、そして刃物や日本茶などの縁起をかつぐ品です。目上の人への現金・金券も控えるのが基本です。
ただし、これらは昔ながらの縁起担ぎであり、近年は気にしない人も増えています。
相手の世代や関係性を見て、柔軟に判断して構いません。
迷ったときは、カタログギフトや消耗品など「相手が選べる・後に残らない品」を選べば安心です。
代わりに選びやすい具体的なギフトは、おすすめギフトの記事もあわせて参考にしてください。

