30秒まとめ
- 引っ越し挨拶の粗品は500〜1,000円が相場。高すぎると相手に気を使わせてしまう
- 定番はタオル・ラップ・洗剤・焼き菓子など「消えもの」が中心
- 香りが強い洗剤・手作り品・生ものは避けたほうが無難
- のしを付ける場合は「ご挨拶」の表書きが基本
引っ越し挨拶の粗品は必要?

引っ越し挨拶のとき、手ぶらで行くか粗品を持っていくか迷う方は多いかもしれません。
粗品は必須ではありませんが、持参するほうが丁寧な印象を与えやすく、会話のきっかけにもなります。
ただし、一人暮らしや短期の居住予定であれば、挨拶だけで粗品なしという判断も珍しくありません。
「渡さなければ失礼」というわけではないので、状況に合わせて判断してください。
粗品の相場はいくら?
引っ越し挨拶の粗品は、1軒あたり500〜1,000円が目安です。
| 価格帯 | 印象 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 500円前後 | 気軽に受け取ってもらえる | アパート・マンション・一人暮らし |
| 800〜1,000円 | ほどよい丁寧さ | 戸建て・ファミリー世帯・新築 |
| 1,000円超 | お返しを気にさせることがある | 特にお世話になる相手(自治会長など)に限定 |
高すぎるとかえって相手に気を使わせてしまうため、「受け取りやすい金額」を意識するのがポイントです。
地鎮祭の近隣挨拶でも粗品の相場は500〜1,000円/軒が一般的です。
詳しくは「地鎮祭の手土産・粗品」の記事もご参照ください。
上棟式で大工さんに渡す差し入れについては「上棟式の弁当・差し入れ」の記事もご参照ください。
喜ばれる粗品の定番5選
引っ越し挨拶の粗品で喜ばれるのは、使えばなくなる「消えもの」です。
好みが分かれにくく、受け取る側の負担が少ないものを選びましょう。

1. タオル
もっとも定番の粗品です。
フェイスタオル1〜2枚のセットが手軽で、相手を選ばずに渡せます。
- 無地・白・ナチュラルカラーが無難
- 今治タオルなど品質がわかるブランドだと好印象
- 派手な柄やキャラクターものは好みが分かれるため避ける
タオルの選び方やのしの付け方は、「引っ越し挨拶にタオルはあり?」の記事で詳しく解説しています。
2. ラップ・キッチン消耗品
ラップ・ジッパー付き保存袋・キッチンペーパーなどは、どの家庭でも使う実用品です。
- ブランドものを選ぶと「もらってうれしい」感が出やすい
- 複数種類を組み合わせたセットも人気
- 軽くてかさばらないので、持ち運びにも便利
3. 洗剤・食器用洗剤
洗濯用洗剤や食器用洗剤も定番です。ただし、香りには注意が必要です。
- 無香料や微香タイプを選ぶと失敗しにくい
- 柔軟剤入り洗剤など香りが強い製品は好みが分かれる
- 液体洗剤のほうが今の主流で使いやすい
洗剤が喜ばれるケース・避けたいケースは、「引っ越し挨拶に洗剤は迷惑?」の記事もあわせてご覧ください。
4. 焼き菓子・個包装のお菓子
日持ちする焼き菓子も好まれます。
- 個包装で常温保存できるものを選ぶ
- クッキー・フィナンシェ・おせんべいなど定番の焼き菓子が無難
- 賞味期限が短いものは避ける(最低でも2週間以上あるものを選ぶ)
- アレルギーのリスクがゼロではないため、気になる場合は食品以外を選ぶ
5. 入浴剤
バスソルトや入浴剤のセットは、見た目のおしゃれさと実用性を兼ね備えた粗品です。
- 1回分の個包装が数個入ったセットが500〜800円ほどで手頃
- 無香料よりも、ほのかに香るタイプのほうが「ギフト感」がある
- 好みが分かれにくいナチュラル系の香りがおすすめ
粗品の選び方比較表
| 品物 | 相場 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| タオル | 500〜1,000円 | 万人向け・長く使える | 好みの柄があると使いにくい |
| ラップ・消耗品 | 300〜800円 | 実用的・軽い | ギフト感がやや薄い |
| 洗剤 | 500〜1,000円 | 実用的・定番 | 香りの好みが合わないリスク |
| 焼き菓子 | 500〜1,000円 | 見栄えがよい | アレルギー・賞味期限に注意 |
| 入浴剤 | 500〜800円 | おしゃれ・手頃 | 入浴習慣がない家庭だと使わない |
避けたほうがよい粗品
以下のような品物は、相手によっては困らせてしまうことがあります。
- 香りが強い洗剤・柔軟剤
香りの好みは人それぞれ。無香料や微香タイプが安心 - 高価すぎるもの(1,500円以上)
お返しを気にさせてしまう - 手作りの食品
衛生面の懸念から受け取りにくい方もいる - 生もの・冷蔵品
不在だった場合に傷む。保管にも困る - 趣味性の強い雑貨
好みに合わないと使われずに残ってしまう

迷ったときは「自分がもらっても困らないもの」を基準にすると選びやすくなります。
のしは付けたほうがよい?
粗品にのしを付けるかどうかは、どちらでも失礼にはなりません。
ただし、付けるとより丁寧な印象になります。
- 表書き:「ご挨拶」が基本
- 水引:紅白の蝶結び(花結び)
- 名前:下段に苗字を書く
- 外のしが一般的(品物の上にのし紙を掛ける)
のしの詳しい書き方・水引の選び方は、「引っ越し挨拶ののしは必要?」の記事で解説しています。

粗品はどこで買える?
引っ越し挨拶の粗品は以下のような場所で購入できます。
- ネット通販:のし対応・まとめ買いがしやすく便利
- 百貨店・ギフトショップ:包装やのし対応が丁寧
- スーパー・ホームセンター:タオルや洗剤を手軽に購入できる
- 100均:予算を抑えたい場合の選択肢。ラッピング用品も揃う
購入先ごとの特徴やのし対応の有無は、「引っ越し挨拶の粗品はどこで買う?」の記事で詳しくまとめています。
よくある質問(FAQ)
Q. 粗品は何個用意すればよいですか?
訪問する軒数分を用意します。戸建てなら向こう三軒両隣で5〜8軒、マンションなら両隣と上下階で4〜6軒が目安です。予備を1〜2個多めに用意しておくと安心です。
Q. 全員に同じ品物でよいですか?
同じもので問題ありません。むしろ同じ品物のほうが準備しやすく、相手による差がつかないため気を使わせません。自治会長など特にお世話になる方だけワンランク上のものにする場合もあります。
Q. 留守だった場合、粗品はどうすればよいですか?
ドアノブに手紙と一緒に掛けるか、後日改めて訪問して渡す方法があります。食品の場合は衛生面を考え、直接渡すのが安心です。
Q. 粗品を渡すタイミングはいつがよいですか?
引っ越し当日か翌日が理想です。遅くとも1週間以内に済ませると、相手にも好印象を与えやすくなります。
Q. 引っ越し挨拶で粗品なしは失礼ですか?
失礼にはなりません。粗品はあくまで気持ちです。一人暮らしや短期居住の場合は、挨拶のみで粗品なしという方も少なくありません。
まとめ
引っ越し挨拶の粗品は、500〜1,000円の「消えもの」を選ぶのが基本です。
タオル・ラップ・洗剤・焼き菓子・入浴剤あたりが定番で、どれを選んでも大きな失敗はありません。
避けたいのは、香りが強すぎるもの・高価すぎるもの・手作りの食品など。
「もらって困らないもの」を基準に選べば、相手に気を使わせず好印象を残せます。
のしを付けるとより丁寧ですが、付けなくても問題ありません。
迷ったら「ご挨拶」ののし紙を付けておくと安心です。

