30秒まとめ
- 訪問は2〜3回が目安。時間帯や曜日を変えて試す
- 2〜3回会えなければ、手紙をポストに投函して問題ない
- 粗品はドアノブに掛けるか、後日直接渡す方法がある
- 無理に何度も訪問するより、早めに手紙に切り替えるほうが好印象
留守だったときの基本的な対応

引っ越し挨拶に行ったのに相手が留守だった、というのはよくあることです。
一人暮らしの方や共働き世帯が多い現在では、何度訪問しても会えないケースは珍しくありません。
基本の対応は以下の流れです。
- 時間帯や曜日を変えて再訪問する(2〜3回が目安)
- それでも会えなければ手紙に切り替える
- 粗品がある場合は、手紙と一緒に届ける方法を選ぶ
「何としても直接会わなければ失礼」と考える必要はありません。
相手にも都合がありますので、無理に訪問を繰り返すほうがかえって負担になることもあります。
何回訪問すればよいか?再訪問の目安
回数の目安は2〜3回
明確なルールはありませんが、2〜3回訪問して会えなければ、手紙に切り替えてよいとされています。
| 訪問回数 | 対応の目安 |
|---|---|
| 1回目 | 留守なら時間帯を変えて再訪問を計画 |
| 2回目 | 曜日や時間帯を変えて訪問。留守なら手紙の準備を始める |
| 3回目 | それでも会えなければ手紙に切り替える |
訪問する時間帯の選び方
在宅の可能性が高い時間帯を選ぶのがポイントです。
- 平日なら:夕方〜19時ごろ(帰宅後・夕食前)
- 休日なら:10時〜17時ごろ(午前中の早すぎる時間は避ける)
- 避けたい時間帯:早朝(8時前)、夜遅い時間(20時以降)、食事時(12時前後・18時前後)
1回目が平日の夕方なら、2回目は休日の午前中にするなど、パターンを変えると会える可能性が高まります。
手紙に切り替えるタイミングと書き方
いつ切り替えてよいか
2〜3回訪問しても会えなければ、手紙に切り替えて問題ありません。
引っ越しから1週間以上経つと「挨拶が遅れた」という印象が加わるため、無理に対面にこだわるより早めに手紙を届けるほうが好印象です。

手紙に書く基本の内容
手紙には以下の4点を入れると丁寧です。
- 自己紹介:名前と引っ越し先(部屋番号や位置関係)
- 手紙になったお詫び:「何度かお伺いしましたがご不在でしたので」
- 配慮の一言:引っ越し作業の騒音や今後の生活音への気遣い
- 締めの挨拶:「今後ともよろしくお願いいたします」
便箋は白地のシンプルなもの、封筒は白い無地を使うのが無難です。
メモ用紙や付箋は避けましょう。
手紙の具体的な例文や、封筒・便箋の選び方については、「引っ越し挨拶の手紙例文」で詳しく紹介しています。
簡単な例文
はじめまして。○月○日に〇〇号室(お隣)に引っ越してまいりました○○と申します。
何度かご挨拶に伺いましたが、ご不在のようでしたので、お手紙にて失礼いたします。
引っ越し作業ではお騒がせいたしました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○○(苗字)
粗品はどうする?届け方の選択肢
粗品を用意している場合、留守の相手にどう届けるかは迷いやすいポイントです。主な方法は3つあります。

方法1:ドアノブに掛ける
手紙と一緒に紙袋やビニール袋にまとめてドアノブに掛ける方法です。
相手がすぐに気づきやすいメリットがあります。
- 食品は避ける(衛生面・季節による劣化の心配)
- 長時間放置すると防犯上の不安になるため、在宅の可能性がある時間帯に届ける
- タオルや洗剤、ラップなど日用品なら問題ない
方法2:ポストに入れる
サイズが小さい粗品であれば、手紙と一緒にポストに投函できます。雨や盗難のリスクが少ない方法です。
方法3:後日改めて渡す
手紙だけ先にポストへ入れておき、後日会えたときに粗品を渡す方法です。
対面で挨拶もできるので、最も丁寧な形になります。ただし、タイミングが合わないとさらに遅れるリスクがあります。
粗品なしでも問題ない
粗品は必須ではありません。手紙だけでも挨拶の気持ちは十分伝わります。「粗品がないから挨拶できない」と先延ばしにするよりも、手紙だけでも早めに届けるほうが好印象です。
粗品の選び方や相場については、「引っ越し挨拶の粗品おすすめ」で詳しくまとめています。
やってはいけないNG対応
留守が続くと焦りがちですが、以下の対応は避けましょう。

| NG対応 | 理由 |
|---|---|
| 5回以上しつこく訪問する | 相手に「怖い」「しつこい」という印象を与えかねない |
| インターホンを何度も鳴らす | 在宅でも居留守を使っている可能性がある |
| 夜遅く(21時以降)に訪問する | 非常識な印象。防犯面でも不安を与える |
| 玄関前に粗品を置きっぱなしにする | 防犯上のリスク。食品は衛生面も心配 |
| 何もせずそのまま放置する | 時間が経つほど「挨拶がない人」という印象になる |
居留守の可能性がある場合は、深追いせず手紙に切り替えるのが無難です。
相手には相手の事情があります。
よくある質問(FAQ)
Q. 留守が続いて1週間以上経ってしまいました。今さら手紙を入れても大丈夫ですか?
遅れてでも挨拶をするほうが好印象です。手紙の冒頭に「ご挨拶が遅くなり失礼いたしました」の一言を添えれば問題ありません。
Q. 居留守を使われている気がします。どうすればよいですか?
相手が意図的に出ない場合は、それ以上訪問しないのが賢明です。手紙をポストに投函して、挨拶の意思だけ伝えておきましょう。無理に会おうとする必要はありません。
Q. 手紙を入れた後に偶然会えたら、改めて挨拶すべきですか?
「先日お手紙を入れさせていただいた○○です。改めてよろしくお願いします」と一言伝えると丁寧です。改めて粗品を持って行く必要はありません。
Q. 粗品をドアノブに掛けるとき、のしは付けたほうがよいですか?
付けなくても問題ありませんが、のしを付けるとより丁寧な印象になります。
表書きは「ご挨拶」で、下段に苗字を書くのが一般的です。
のしの書き方については「引っ越し挨拶ののしは必要?表書き・名前・水引を解説」で解説しています。
まとめ
引っ越し挨拶で相手が留守の場合は、時間帯や曜日を変えて2〜3回訪問してみましょう。
それでも会えなければ、手紙をポストに投函するだけで十分です。
粗品がある場合はドアノブに掛けるか後日渡す方法がありますが、手紙だけでも失礼にはなりません。
大切なのは「挨拶しようとした」という姿勢です。
無理に何度も訪問を繰り返すより、早めに手紙に切り替えて気持ちを届けることを優先しましょう。

